男性型脱毛症と訳されています。
患者数は推計で、全国で1200万人以上とも言われます。
この数は糖尿病患者さんの数を上回るほどです。
AGAとは成人男性特有の頭頂部~脱毛していく形の脱毛です。
頭頂部の毛根部にのみ特異的に存在するDHT(ジヒドロテストステロン)の過剰が脱毛の原因とされています。
DHTとは5α還元酵素と言われる酵素を使って男性ホルモンであるテストステロンから作られます。
このDHTによって、次第に毛幹がより細い毛髪が生えるようになり、ついには毛髪が透明になり、まったく生えなくなります。
つまり・・・・・
5α還元酵素を遮断してしまえばDHTは産生されず、脱毛は改善されるというメカニズムです。
また精神的ストレスや日常生活習慣などが複雑に絡み合って、AGAをきたしてしまうといわれています。
原因となっているものが、ストレスであったり生活習慣病であったりすることから、AGAの治療自体で、精神的な問題も生活習慣病なども改善される場合があります。
また、それ以前に頭皮の適切な血行促進・・シャンプーやマッサージ、生活習慣の是正、精神的ストレスの緩和、睡眠時間などのライフスタイルの適正化などをおこなわないといけません。
脱毛症を予防し、根本から治療するためには薬物だけではなく、みなさんの努力が必要です。
AGA治療に用いる薬剤の副作用としてもっとも頻度の多いものに性機能の低下といったものがあります。
特に男性機能の低下の場合には、ストレスを抱えていたり神経質であったりすると出やすいとも言われています。
AGAは基本的には皮膚科疾患と呼ばれています。
しかし間口の広い内科のプライマリーケア医としてもAGAの治療を行うことは大変有意義なことでしょう。
AGAの治療薬は、日本国内では医師の処方箋が必要な薬です。
厚生労働省の認可した薬剤ですが、健康保険は適用されていませんので、自費診療です。
検査などの費用も含めて約13,000円前後となります。
詳しくはメールでお気軽にお尋ねください。
勃起不全とか勃起障害等と訳されています。
患者数は推計で、1000万人以上とか1500万人とも言われます。
単純に40才代男性の3人に1人が、EDと言われたりもします。
勃起現象は陰茎の海綿体に多量の血液が流入し、性行為が終了するまで血液が流出しないように溜め込んでおく事で成立します。
そのためEDでは、血流を悪化するような病態が原因となっている事が多いようです。
具体的には、高血圧・糖尿病・高脂血症などの生活習慣病などがあります。
この他に、精神的ストレスや男性更年期によるホルモンバランスの問題やお薬の副作用などがあります。
原因となっているものが、高血圧や糖尿病生活習慣病であったり、ED自体が何らかの病気の後遺症であったりした場合、ED治療は、その病気の治療やリハビリにも好影響を与えます。
EDの治療自体で、精神的な問題も改善される場合があります。
EDの治療薬は、日本国内では医師の処方箋が必要な薬です。
厚生労働省の認可した薬剤ですが、健康保険は適用されていませんので、自費診療となります。
ED治療に用いる薬剤の副作用は、主な物では、頭痛・顔の火照り・鼻閉などがあります。
ただこれらの副作用は、軽度であり薬物に慣れていくと自然に軽快する事が多いようです。
2022/4の診療報酬改定で、両剤ともに不妊治療剤として保険収載されたために、自費診療としての金額がやや高くなってしまうこともあり、採用薬が今後は後発品となると思います。
医院名 |
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佐藤医院 |
院長 |
佐藤 公一 |
住所 |
〒808-0105 福岡県北九州市若松区鴨生田2-9-12 |
診療科目 |
内科・心療内科・外科・消化器内科 |
電話番号 |
093-791-0642 |