新型コロナウィルスも、ひと段落ついてきそうです。ですが、怖いのは、新型コロナウィルスとインフルエンザの同時感染です。
今シーズンは外来対応医療機関である当院でも、インフルエンザ感染症が早い時期から見られました。
またインフルエンザに晒されなかったシーズンが2年もあったことで、インフルエンザに対する免疫力の低下が来てしまっている可能性もあります。今シーズンはインフルエンザとコロナの同時流行に警戒をしましょう。
今シーズンのインフルエンザ流行は
以下の点に注意した方がいいようです。
①本年はR5/8中旬頃からインフルエンザが出ていました
②感染対策の緩和での人流増加
③この3年余り人類はインフルエンザの免疫を失っていること
これらを考えれば、今シーズンの流行の危険性は高いでしょう。
同様な理由で、RSウィルス・プール熱も流行っておりました。
助成対象外は従来通りに自費予約接種となります。
助成対象者
・市内にお住まいの65歳以上の方
・市内にお住まいの60歳以上65歳未満の方で、心臓・じん臓もしくは呼吸器の機能またはヒト免疫不全ウイルスによる免疫の障害による身体障害者手帳1級を所持している方または同程度の方
実施期間
令和5年10月2日(月曜日)から令和6年3月30日(土曜日)まで
ただし、在庫がなくなり次第終了します。
接種回数及び接種費用
1.接種回数
期間内に1回接種
2.自己負担額
1,500円
注)ただし、(1)生活保護受給者、(2)世帯全員が市民税非課税の者、のいずれかに該当する方は減免(無料)となります。
減免手続きについて
対象者のうち、生活保護受給者又は世帯全員が、市民税非課税の方は自己負担額が減免(無料)になります。
下記のいずれかの方法で減免します。
1.生活保護受給者の方
「生活保護受給証明書」の交付を受け、医療機関に提示する。
(注1)各区役所保護課での手続きのうえ、交付を受けてください。
(注2)生活保護を受けていることが医療機関で確認できる場合は不要です。
2.世帯全員が市民税非課税の方
・「令和4年度介護保険料納入通知書(保険料段階が1から3段階のもの)」を医療機関の窓口に提示する。
または
・本人確認書類(運転免許証、マイナンバーカード、健康保険証など)と印鑑(認印)を持参し各区役所保健福祉課で減免確認を受け、医療機関に提示する。
(注1)本人が自署する場合は、印鑑は不要です。
(注2)区役所窓口での市民税非課税の確認は、お時間をいただくことがあります。ご了承ください。
他ワクチンとの同時接種について
1.高齢者肺炎球菌ワクチン
通常、インフルエンザと肺炎球菌ワクチンは同時接種できません。
ただし、医師が必要と認めた場合には同時接種することが可能です。
インフルエンザと肺炎球菌ワクチンの接種を希望される方は、接種する医師へご相談ください。
2.新型コロナワクチン
新型コロナワクチンとインフルエンザワクチンは、同時接種が可能です。ただし、 新型コロナ ワクチンとインフルエンザワクチン以外のワクチンは、互いに、片方のワクチンを受けてから2 週間後に接種可能となりますので、ご注意ください。
インフルエンザ予防接種は重症化予防等の効果がある一方で、発病を必ず防ぐわけではなく、接種時の体調などによって副反応が生じる場合があります。
医院名 |
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佐藤医院 |
院長 |
佐藤 公一 |
住所 |
〒808-0105 福岡県北九州市若松区鴨生田2-9-12 |
診療科目 |
内科・心療内科・外科・消化器内科 |
電話番号 |
093-791-0642 |